ゆらぎの季節におすすめの「色」とは?!~「色」の持つチカラを利用しよう~

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滋賀県栗東市でヨガ教室『masumi yoga』を運営している岡﨑真澄です。(๑>◡<๑)

ご覧いただき、ありがとうございます!

先日のコラムでは、春から夏にかけては“ゆらぎの季節”だとお伝えしましたが、その“ゆらぎの季節”とうまく付き合っていく方法の一つとして、日々の生活の中に、「色」の効果を取り入れてみませんか?

私達が生活している環境には多くの「色」があふれています。


とくに意識することもなく過ごしていますが、実は「色」によって気持ちが変わったり、体が元気になったり、と「色」の持つチカラをうまく使うことで、

心や身体の状態を整えることができるんです。

「色」は光の一種で、目から入って脳に届きます。特に、自律神経やホルモン、感情のコントロールをしている「視床下部(ししょうかぶ)」という場所に伝わります。

その視床下部に影響を与えるため、気分や身体の状態をコントロールする手助けになるというわけです。

「色」で自律神経をコントロール! 

 

私たちの身体は私たちが意識せずとも、勝手に心臓を動かし、呼吸をし、汗をかき、食べ物を消化してくれていますよね。

自分の意思とは関係なく、身体を自動で動かしてくれているのが、「自律神経」です。

この自律神経は、車の「アクセルとブレーキ」の関係に似ています。

・交感神経=アクセル(体を動かす・緊張)

・副交感神経=ブレーキ(体を休める・リラックス)

この2つのバランスがうまくとれていると、心も身体も元気に過ごすことが出来るのですが、現代のストレス社会では交感神経が強くなりすぎてしまい、このバランスが崩れ、心や身体にさまざまな不調を抱えている方が多くいらっしゃいます。

この自律神経が乱れる主な要因である“ストレス”を軽減するのにも、「色」を活用することができるのです。

ある大学では、緑色の照明の部屋と蛍光灯の部屋で過ごす場合、人の体や気分にどんな違いが出るのかを調べました。

その結果、緑色の照明のほうが、副交感神経を活発にし、気持ちが落ち着いてリラックスすることができ、ストレスに関係する交感神経は抑えられる効果がある、という結論になりました。

このことから、イライラするときや不安を感じるときには、緑色のものを見たり、身の回りに置いたりすることで、落ち着いたり、リラックスできる手助けになることが分かりますね。

5月は自然の色や、やさしい色合いが◎ 

この季節は、自然の中にある色合いや、やさしく包み込むようなトーンを意識すると心地よく過ごせるはずです。

シーンや気分、効果に合わせて「色」を選び、その「色」を生活の中に取り入れてみましょう♪

ハンカチや、肌に直接触れる下着などでもかまいません。また、服装のアクセントに使ってみたり、バッグや靴、アクセサリーなど、周囲から見えるところに取り入れれば、周りの人にも影響を与えられますよ。

1. 新緑のグリーン

  • イメージ:若葉や自然の息吹
  • 効果:心を落ち着け、リフレッシュ効果が高い
  • おすすめの使い方:洋服やアクセントカラー、観葉植物として取り入れるのも◎

2. スカイブルー/パステルブルー

  • イメージ:澄んだ空や爽やかな風
  • 効果:リラックス効果があり、気持ちをクリアに
  • おすすめの使い方:シャツやスカーフ、小物に取り入れて、心を軽やかに

3. ラベンダー/ライラック

  • イメージ:初夏に咲く花のような柔らかさ
  • 効果:緊張を和らげ、不安定な気分を優しく整える
  • おすすめの使い方:トップスやネイル、寝具などに

4. サーモンピンク/コーラル

  • イメージ:春の暖かみを残しつつ、初夏の明るさも感じられる色
  • 効果:やさしいエネルギーを与えてくれる
  • おすすめの使い方:チークやリップなど、顔まわりに取り入れると好印象

みなさんの参考になり、少しでも不調が和らぐきっかけになれば、嬉しいです。

ヨガマットの色をその日の気分で変えてみるのもとってもオススメですよ♪(まずは2枚違う色を持ってみて、その日の気分でヨガマットを選ぶ。それだけでもちょっと気分がワクワクしたり今の自分の気持ちを感じれたりします♡)

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

今日もみなさんが、穏やかにご機嫌に、過ごせますように♡