熱中症リスクは6月から?!~今からしっかり対策しよう♪~

滋賀県栗東市でヨガ教室『masumi yoga』を運営している岡﨑真澄です。(๑>◡<๑)
ご覧いただき、ありがとうございます!
先日のコラムでは、梅雨時期に感じる不調についてお話しましたが、6月に注意していただきたいこが、もうひとつあります。
それは、「熱中症のリスク」です。梅雨に熱中症?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、梅雨の時期は、湿度が高く気温も上昇するため、熱中症のリスクが高まる時期なんです。
汗をかいて体から水分や塩分は抜けていても、じっとりとした湿気があるために
汗が蒸発せず、喉の渇きを感じにくいので、水分補給がおろそかになってしまい、脱水症状が起こりやすい状態になります💦
その結果、血液の流れが悪くなって体に熱がこもりやすくなり、熱中症を引き起こすリスクが高まってしまうようです。
また、梅雨の晴れ間や梅雨明け直後は、体が暑さに慣れていないので、体温調節機能が十分に働かないことも要因となります。
(※熱中症の発生が多い時間帯は、気温が急上昇する午前9時から11時頃)
さらに、熱中症は、自分では気づきにくいとも言われています。
特に高齢者や小さな子どもは自覚症状が出にくく、気づいた時にはすでに意識がもうろうとし、急に倒れてしまうこともあります。
また重症化すると、脳や内臓にダメージが残る可能性もあり、場合によっては、命に関わることもあるので、しっかり対策していきたいですね!
熱中症にならないために!意識したい4つのこと

<普段からできる熱中症対策>
- のどが渇いていなくても、意識的に水分を補給するよう心がける(特に暑さを感じたり外にいる時は、最低でも1時間に1回は摂取を!)
- 通気性の良い、吸湿性・速乾性のある服装を意識する
- 室内では、エアコンを適切に使用する
- 軽い運動や入浴などで汗を出し、徐々に暑さに慣れていく(半身浴などで汗が出やすい状態を早めに作っておきましょう!)
ヨガの呼吸法でクールダウン
ヨガには、“シータリー呼吸”と呼ばれる呼吸法があります。
これは、体を内側から冷却する効果があるとされており、インドの伝統的な呼吸法(プラーナーヤーマ)のひとつで、
暑さやイライラ、ストレスなどを落ち着けるのに役立つといわれています。
<シータリー呼吸のやり方>
1. 楽な姿勢で座る
椅子でも床でもOK!背筋をまっすぐにしてリラックスします。
2. 舌を筒状に丸める
舌の両端を上に向けて筒状にします。
※難しい場合は、ストローを吸う感覚で、口をすぼめるだけでも大丈夫。
3. 舌を出し、そこから息を吸う
舌を軽く出し、舌の筒を通してスーッとゆっくり吸います。。冷たい空気が体内に入ってくるイメージです。
4. 口を閉じ、鼻からゆっくり息を吐く
吸い終わったら口を閉じ、鼻から静かに吐きます。このとき体全体がリラックスするのを感じてください。
これを5~10回ほど繰り返します。

✅舌が丸められない、難しい!と思われた方は、下記のシータカーリー呼吸法を試してみてください。
<シータカーリー呼吸のやり方>
1. 楽な姿勢で座る
椅子や床に安定して座り、背筋をまっすぐにします。
2. 口を軽く開けて、歯を閉じる
前歯(上下)を軽く合わせて閉じます(奥歯も軽く閉じたままでOK)。
唇は軽く開けた状態にします。
3. 歯の隙間から「スーッ」と音を立てて息を吸う
舌は軽く口の中に置き、歯の隙間から音を立てて冷たい空気を吸い込みます。
このとき、涼しさが口の中から喉を通っていく感覚を意識します。
4. 口を閉じ、鼻からゆっくり息を吐く
吸い終えたら口を閉じ、鼻からゆっくりと吐き出します。
これを5〜10回を1セットとして、体調や環境に応じてやってみてください。
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注意点
※どちらの呼吸法も、寒い場所や冷え性の人は控えめに行ってください。
呼吸器疾患や過敏な体質の方は無理せず医師に相談を。
呼吸が浅くなってしまう場合は一度やめて、通常呼吸に戻しましょう。
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いかがでしたでしょうか?どちらの呼吸法も朝や暑い時間帯、またイライラしたときにも効果的です。
オフィスや自宅のリビング、車の中など、どこでも実践できるので、ぜひこの効果を体感してみてくださいね。
また、ヨガは、自律神経のバランスが整えられ、汗をかく機能や体温調節もスムーズになるので、熱中症対策にもおすすめです!
ご興味がある方は、お気軽にお声がけくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今日もみなさんが、穏やかにご機嫌に、過ごせますように♡