① 気圧の変化

梅雨時期は低気圧が続くことが多く、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
低気圧は交感神経の働きを弱め、副交感神経が優位になるため、その時間が長くなると身体がだるくなったり、頭がぼんやりしたりする原因になります。

② 高湿度

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温調節がうまくできず、体内に熱がこもったり、
水分代謝が悪くなったりします。その結果、むくみや胃腸の不調が起きやすくなります。

③ 日照不足

日照時間の減少により、脳内のセロトニン（幸福ホルモン）が不足し、気分が落ち込み
やすくなります。軽度のうつ状態や不安感、睡眠の質の低下にもつながります。

規則正しい生活リズム

朝起きたら、まずカーテン＆窓を開けて太陽の光を浴びながら深呼吸をしましょう！
朝一番に太陽を全身で浴びながら深〜い深呼吸を数回するだけで朝から前向きな気持ちになり心地よさを感じられますよ！太陽を浴びることで生成されるビタミンDは免疫力の調整や精神的な健康にも影響をあたえてくれます。寝起きの悪いお子様にもおすすめです♪

朝にちょっとだけ体を動かす

梅雨の朝はしばらくぼんやりしがち。ほっといたら昼までぼんやりしがち（笑）
起きて「太陽浴び深呼吸」をしたら、そのまま両手を上に上げて伸びをしたり、上半身をねじったりすることで全身の血流も一気に高まり、その後の動きがスムーズになりますよ！

ゆっくりと深く息をする

呼吸が浅くなると、筋肉も固まり熱が体にこもりやすくなったり、体が前傾姿勢になり気持ちも沈みがちに。“意識して”ゆっくり吸って、長く吐いてみましょう。深い深呼吸を4〜5回するでも体の中には大きな変化があるんですよ！

衣類の調整

梅雨時期は気温の変動も大きいため、通気性・吸湿性の良い素材（リネンや綿など）の服を選び、冷えすぎや蒸れを防ぎましょう。特に足にポイントを置きましょう。「足の裏は出し、レッグウォーマーなどで足首は温めておく」がオススメです！

利尿作用のある食材を摂る

冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎは、胃腸の働きを弱めます。とっても暑い日には身体を冷やす意味で冷たいものを摂ってOK！でも日常はできたら常温を基本に、1日を通して冷たいものたくさん摂った自覚がある日には、おうちに帰って温かいお味噌汁やお茶を摂るよう心がけてみてください。

発酵食品で腸内環境を整える

梅雨時期は内臓機能が弱まります。腸の働きも同様です。こんな時期には特に味噌、納豆、ヨーグルト、ぬか漬けなどの発酵食品を積極的に摂取しましょう！腸の調子を整えることで免疫力アップはもちろん、アンチエイジング、うつ対策にもつながります。

ぬるめのお風呂に入る

暑い1日を過ごした日は交感神経も高まりがち。そんな日は38〜40℃程度のぬるま湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が刺激され体も心もリラックスし、むくみや肩こりの予防にもなります。
また一日やる気が出なかったり気分が沈みがちだった日は、少し熱めの41〜42℃くらいのたっぷりのお湯にざぶんと浸かりましょう！

香りで気分転換

香りは、「脳に直接届く、唯一の感覚刺激」と言われるほど、心や身体に即効性のあるアプローチなんです🌼自律神経のバランスを整えてくれたり、コルチゾール（ストレスホルモン）を減らす働きもあるので疲れが溜まっている時にはぜひ活用してほしいです。また気分調整や食欲、生理周期などにも良い影響があるので色々な香りをうまく生活に取り入れてみてくださいね！
アロマオイル（ラベンダー、ベルガモット、レモングラスなど）はリラックスや気分転換に効果的です。ディフューザーやお風呂に数滴垂らして香りを楽しみましょう。

梅雨時期は自然が静かにリズムを変えていく
「ゆるやかな変化の季節」です。

調子が出ない日があっても、
「今日は静かに過ごす日なんだ」
と受け止め、

無理に元気に動こうとしなくて大丈夫です。
頑張りすぎず、疲れたらゆっくり休む。

気分がのらないときは、呼吸や軽いストレッチだけの日があっても良い。

そんなふうに、自分にやさしくすることが、実はいちばんの元気のもとになります。