更年期世代の夏バテ対策!

ゆらぎ世代のための、夏バテ対策!
滋賀県栗東市でヨガ教室『masumi yoga』を運営している岡﨑真澄です。(๑>◡<๑)
ご覧いただき、ありがとうございます!
今年は早々と梅雨が明けて、さっそく毎日厳しい暑さが続いていますね~(*_*;
初夏の今頃は、まだ体が暑さに慣れておらず、汗をかく準備ができていないので、なんだか体が重だるい、やる気が出ない、といった微不調を感じる生徒さんが多くいらっしゃいます。
私も含め、40代から50代の女性たちは、ホルモンバランスだけでなく、ライフスタイルも含めて、さまざまな心と体の「変化」が現れるお年頃です。
そこに加わる、夏特有の「暑さ」と「冷え」のギャップ。
屋外では強い日差しと高温多湿、屋内では冷房による冷え。
体はそのたびに体温調整を行おうとがんばりますが、それが自律神経の乱れを生じさせ、疲れやだるさ、頭痛、めまいなどを引き起こす原因ともなります。
また、冷たいものばかりを摂ってしまうと、胃腸の働きが弱まり、消化吸収がうまくいかなくなってしまいます。その結果、食欲も落ちて、必要な栄養素がとれず、体力が低下していく、といった悪循環に陥ります。
家事や育児に仕事、学校や地域行事への参加、介護などなど、、、
あげればキリがないほどのマルチタスクを日々こなさなければならず、体調不良になんてなっていられない!!という、頑張り世代の女性の皆様!!
夏を元気に乗り切るために、今すぐ取り入れられるポイントをご紹介します^^
【夏バテ対策 ①からだの内側を冷やさない!!】

1.お腹、肩首、足首を冷やさない
冷房の効いた室内では、薄手のカーディガンやストールを活躍して、体が冷えすぎるのを防ぎましょう。また腹巻やレッグウォーマーなどで、冷えの影響が出やすいお腹や足首周辺を温めるのも効果的!冷房の温度設定は外気温との差を-5℃以内に。
2.温かい飲み物や食べ物を取り入れる
冷たい飲み物や食べ物ばかりだと、胃腸が冷えてその働きが低下し、消化不良や下痢、食欲不振などになってしまうことがあります。
そうめんや冷たい飲み物だけではなく、お味噌汁や温野菜、常温のお水やお白湯・ハーブティなどを少し意識して取り入れるだけでも、体が元気を取り戻します。
発酵食品(納豆やみそ、ぬか漬けなど)や、旬の野菜(ゴーヤ、きゅうり、トマトなど)を使ったバランスの良い食事もおすすめです。
また、喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分補給することも大切です!
3.入浴でからだを温める
夏は特にシャワーだけで簡単に済ませる、という方も多いと思いますが、夏こそ湯船に浸かりましょう!
ぬるめのお湯(37~39℃程度)で10〜15分ほど湯船につかると、副交感神経が優位になり、リラックス効果も期待できます。また、“汗をしっかりかける体づくり“にもつながり、熱中症対策になりますよ。
【夏バテ対策 ②質のいい睡眠と軽い運動】

1.スマホ操作は就寝30~1時間前までに
スマホの画面から出るブルーライトは、脳を刺激し、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌を抑制します。これにより、寝付きが悪くなったり、睡眠の質が低下する可能性があります。
疲れや寝不足などの体調不良も、熱中症を引き起こす原因の一つと言われているので、質のいい睡眠をしっかり取って、日々の疲れをリセットするためにも、スマホの操作は寝る30分~1時間前までにしておくことをおすすめします。
2.軽い運動で血行促進
軽い運動をおこなうことで、筋肉と血管を刺激し全身の血流をうながすと、自律神経が整い、疲労回復にもつながります。また、血流が良くなると冷えにくい体にも。
冷房の効いた部屋でもこまめに体を動かすことが大切です。
ここで、血行をよくする簡単にできるヨガのポーズをご紹介します!
さぁ、やってみましょ~♪
仰向けねじりのポーズ
内臓の働きを助け、腰回りの緊張をほぐしてくれます。寝る前にもおすすめです。
1. 仰向けになり、両膝を立てます
2. 腕は肩の高さで左右に広げます。
3. 両膝を右に倒し、顔を左へ向け、自然な呼吸を繰り返します。
4. 1分ほどキープし、反対側も同様に行います

やさしいラクダのポーズ
身体の前側を伸ばすことで内臓機能を高めます。胃腸の不調改善にも◎
1. 正座の姿勢になり、両膝の間は拳横1個分くらいのスペースを空ける
2. 両手を身体の後ろ、肩の真下に下ろし指先をお尻の方に向ける(少し外側に開いてもOK)
3. 手で床を押してお尻を持ち上げる。首に負担がかからない場所まで頭を倒し、目線は天井方向へ
4. 5~10回呼吸を行い、ゆっくりとお尻を下げる。

【夏バテ対策 ③無理をせず、ちょっとゆるめる】

夏バテを防ぐのは、がんばることではなく、「ちょっとゆるめること」から。
夏は体力を消耗しやすく、年齢を重ねるごとに無理が効かなくなるのは自然なこと。
毎日がんばることは大切。でも、「あなた」の代わりは「あなた」しかできません。
そんな「あなた」が元気で過ごしていることが、周りの人たちを笑顔にしています。
『ちょっと疲れたな、、、』『少し休みたいな、、、』
心と体の「変化」が現れるときにこそ、自分の声に耳を傾けてみてください。
少しの時間、横になって休む、ちょっと手を抜いてラクをしてみる、、、
何か特別なことをしなくても、無理をせず、自分をいたわったり、時には甘やかしたりする気持ちが、自然と、内側からエネルギーを生み出してくれるはずです。
そうやって過ごしていれば、夏の終わり頃には、「思ったより元気に過ごせたかも!」と感じられるかもしれません。(*^^*)
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
このコラムが、みなさんの夏を楽しく過ごせるヒントになれば幸いです。
今日もみなさんが、穏やかにご機嫌に、過ごせますように♡